rriders’s blog

ネットや現地訪問など、気になった不動産を独自の視点で追いかけること足かけ20年になります。

素人不動産マニアの独り言44

 続けてのブログは、不動産マニアならではの視点で物件情報を追いかけて気づいたことについてのお話です。

 不動産検索サイトには、よく「お気に入りに登録」というような、気になった物件をフォルダに保存して、ショートカットで見られるようにできる機能があります。

 私もいくつかのサイトの「お気に入り」登録を利用していますが、非常に便利な機能で、重宝しています。

 特に同じように『「お気に入り」に登録している人が他に何人いるか』や「価格が値下げされている」ことがわかるのが、便利です。

 ところで昨日まで「お気に入りに登録」されていた物件が、突然「掲載を終了しました」というメッセージと共に消えてしまうことがあります。

 おそらくほとんどのケースが、「個人が現金で即決」したのではないかと思われますが、中には数ヶ月後、リフォームして販売する会社がフルリフォームして売り出すケースも見かけます。聞くところによると「不動産業者同士は、横のつながりができていて、売れそうな物件は、市場に出る前に業者間で売買されたり、なかなか売れない物件は、リフォーム業者に少し下げて流す」ということもあるようです。

 ただ不動産業者の販売方法の「ワザ」として、一度掲載を終了し、少し経ってから価格を下げ、あたかも「安くなった価格で初めて売りに出した」ように「新着物件」として出していることもあります。その際、写真も角度を変えて数枚追加する業者もいます。

 さらに稀なケースとして、あまり長い間売れないと、売主さんが一度掲載を終了させてしまうこともありました。

 家も長い間売れないと、「何か曰くがあるのではないか?」と思われたり、売れていないことを理由に値引きを打診されることもあるのではないかと思います。

 売る側は「少しでも早く、且つ高く売りたい」でしょうし、買う側は「多少待っても安く買いたい」と思うものでしょう。

 「不動産に掘り出しものはない」と言われますが、「不動産検索サイトのお気に入り登録」から、いろいろなことが見えてくるのが、不動産マニアとしては興味深いです。