久しぶりの投稿になります。
最近私の住む街に限ったことかも知れませんが、少し気になっていることについてのお話です。
記録的な円安、建築資材と人件費の高騰、さらに日銀が金利の引き上げを決めるなど、住宅建築を取り巻く環境は厳しくなる一方です。
そのような状況を反映してか、最近私の住む街では、古くなった家を解体せず、リフォームしたり、塗装を施すなどして住み続けるところが目につくようになりました。
解体すると廃棄物も発生しますし、更地にしてから新築となりますと、費用も期間もかかってしまいます。
場所によっては、骨組みだけにして、いわゆる「新築そっくりさん」にしているところもありますが、廃棄物や工事期間がかなり減らせると思います。
自治体によっては、省エネルギー住宅へのリフォーム工事に対しては、補助金を出しているところがありますので、それらを利用しているというケースもあると思います。
テレビ番組では、築100数十年の先祖代々の家を、手直ししながら住んでいる人を取り上げることがありますので、傷んだところを修繕しながら長く住むことは可能なのかも知れません。
人によって事情は様々だと思いますが、古い家でもリフォームして、長く住もうという人がこれから増えてくるのかも知れません。