このブログも、とうとう50回に入りました。 今回は、最近目にする「異業種から新規参入する不動産会社」についてのお話です。
長らく不動産検索サイトで様々な物件や不動産会社を見ていますと、新規参入の会社を時々見かけます。
新たに個人で始めたような名称の会社が多いですが、中には「ガス会社」「燃料店」「信販会社」、「クリーニング店」など、異業種から参入した会社もあります。
宅地建物取引士=通称・宅建の試験に合格して、2年以上の実務経験があるか、国土交通省の講習を受講すれば、誰でも「宅建士」の免許が取得できるようです。
ですから、異業種であっても免許さえあれば
不動産業を始めることができるわけです。
以前、普段利用している燃料店の方と世間話をしている時に、「私の家からそう遠くないお宅が、実家近くに引っ越さなければならなくなり、最近その家を手放した。」という話を聞いたことがあります。
このことだけでははっきりしたことは言えませんが、前の「ガス屋さん、燃料店、クリーニング店、信販会社」などの業種の方々は、地域の人たちと関わる機会が多いので、「〜さんの家は、引越しする」とか、「…さんの家は、転勤で家を手放す」のような不動産情報が、大手の不動産会社よりも、早く入ることがあるからなのではないかと想像します。
また逆に不動産業を通じて知り合った顧客に、ガスや灯油、クリーニング、カードなど、本業の方も利用してもらえるようになれば、さらに会社にとっての利益につながります。
そう考えますと、地域と深い関わりのある業者が、不動産業に参入するということは、非常に効率的と言えるかも知れませんね。😊