rriders’s blog

ネットや現地訪問など、気になった不動産を独自の視点で追いかけること足かけ20年になります。

素人不動産マニアの独り言43

 今回は、学生向けの賃貸アパートに関するお話です。

 この春から遠方に住む甥が、大学に進学し、アパートで一人暮らしを始めることになりました。

 不動産屋さんを訪れて、予算や間取りなどの条件を伝え、いくつか案内された物件の中から気に入った1LDKの部屋に決めたそうです。

 不動産屋さんに言った条件は、1LDKで、バス・トイレが別だったそうですが、案内された物件の中には、バス・トイレがつながった昔のユニットを、壁で仕切ってバス・トイレ別にした物件もあったようです。

 全ての学生がそうだという訳ではないと思いますし、家賃にかけられる予算もありますが、学生の選ぶアパートは、ワンルームから、1DKや1LDKに移って行っているとその不動産屋さんは言っていたそうです。

 参考に私が地元の賃貸アパートを検索してみますと、比較的新しい物件は、1LDKや1DKが多く、30年強くらいの物件は、ワンルームが多いという印象でした。

 時代が違いますので比較にはなりませんが、私が学生だった頃は、バスどころかトイレも共同のワンルームが主流で、家賃は1万数千円から2万円くらい。風呂は銭湯に行くのが日常でした。

 もちろん設備が整っている分、家賃も高くなっていますが、「今の学生は恵まれているなぁ」と思う一方で、「親は大変だったなぁ」と自分の子どもたちが学生だった頃のことも思い出しています。