今回は、箸休めにテレビで見た不動産情報に関するお話です。
先日テレビで、東京の品川区に34階建てのタワーマンションが複数棟建設中で、価格が2LDKで1億円台後半くらいで売り出される予定だというニュースを見ました。
日経平均株価が史上最高値を更新し、4万円台も見えて来た今、金銭的にも気持ちの面でも余裕の出て来た投資家の方々が、別の投資先としてマンションを購入する流れがあり、株価の高騰から半年遅れくらいで、マンションが値上がりする傾向にあるようです。
しかも新築だけでなく、中古マンションも値上がりするようですので、今住んでいるマンションを売って、別の新築マンションに移る人もいるのかも知れません。
一方、これは海外の話ですが、オーストラリアの東海岸のリゾート地「ゴールドコースト」でも、30階超のタワーマンションの建設が相次いでいるそうです。
全室オーシャンビューの2LDKのマンションが、1億5000万円で売り出されていました。
東京にしてもオーストラリアにしても、2LDKのスペースに億のお金を払える人が、世界には一定数いるのかも知れませんが、私のような庶民には、夢のような話です。
最後にニューヨーク・マンハッタンの不動産についても紹介されていました。
コロナ禍で、リモートワーク化が進み、中心部のオフィスビルの空室率が上がったため、数百億のお金をかけて、ワンルームのアパートに改装するという動きが出ているそうです。
ニューヨーク市も法律を改正し、従来1960年以前のビルにのみ認めていた、ビルのアパートへの改築を、1990年以前に緩和して、空きビルの空室率の改善と賃貸住宅不足の解消の後押しを行ったそうです。
物価が高いことでも有名なニューヨークですが、ビルを改装したワンルームのアパートの家賃は、日本円で何と驚きの52万円!!改装費用を考慮してもおいそれと借りられない金額ですが、ニューヨーク市のアパートの空室率は1.4%だそうですから、そこもじきに満室になるのでしょう。
何ともため息の出る話です…