rriders’s blog

ネットや現地訪問など、気になった不動産を独自の視点で追いかけること足かけ20年になります。

素人不動産マニアの独り言32

 今回は、不動産を売る際に「専任媒介」にするか?「任意媒介」にするか?というお話です。

 「専任媒介」は、一社の不動産業者だけに仲介を依頼する方法で、そうした場合、他の業者は一切関われないという方法です。

 一方「任意媒介」は、特定の不動産業者ではなく、どこの不動産業者でも仲介することができるという方法です。初めから複数の不動産業者に依頼して、それぞれのHPに載せてもらう方法もありますし、初めは一社にお願いしても、問い合わせや反応が良くない時などに、他の業者にも依頼して、複数の方面からアプローチするという方法もあります。

 どちらの方が売れやすいかは、物件によって「ケースバイケース」ですので、一概には言えません。ただ不動産マニアとしての印象を言えば、不動産サイトを検索した時に、同じ物件が4件も5件も立て続けにでてくると、「も〜お腹いっぱい!」という感じになってしまいます。

 売る側にすれば「何とかの鉄砲も、数射ちゃ当たる」で、家を探している人の検索にうまくヒットすれば…というような気持ちもあるのでしょう。

 でも家を探す人は、「同じような予算や間取り、土地の広さ、立地」など、一件でも多くの条件が近い物件同士で比較したいと思いますので、全く同じ物件が続くと、よほど自分の希望に合っていない限り、「も〜いいよこれ…」となってしまう気がします。

(あくまでも、一不動産マニアの私見ですが…)

   普通は、そんなに何件も不動産の取引をすることはあまりないですので、初めは一社に「任意媒介」でお願いして、反応が今ひとつの状態が続いたら、別の業者にもお願いする方がいいのではないかと思います。

 ちなみに仲介手数料は、売れた時に発生しますが、仲介を依頼するだけならば、お金はかかりません。そのことも踏まえて、業者選びをすることも大切ですね。