rriders’s blog

ネットや現地訪問など、気になった不動産を独自の視点で追いかけること足かけ20年になります。

素人不動産マニアの独り言30

 毎日のように物件を検索していますと、「土地」というカテゴリーの中にもいろいろな表示があります。

 ①更地:何もない文字通りまっさらな土地です。時々基礎や土留めの一部が残された状態のこともありますが、基本的に家は跡形なく解体されています。

(稀に土留めとセットになった組み込み車庫が残された土地も見たことがありますが、経過年数によっては補強などが必要ですので、一長一短があるかと思います。)

    ②上物付現状渡:古家が残った状態の現状のまま引き渡される土地です。当時解体費用は買主が負担することになります。その分価格が相場より安い場合もありますが、最近は相場と同程度の価格というケースも増えてきています。まあそこは実際に買おうと思った段階で、値引きなどの交渉をすることになろうかと思います。

 ③上物付だが、解体更地渡:現状は古家が残っていますが、契約が成立した段階で、売主が解体して、更地にして引き渡すという土地です。

 現在親戚に提案しているのは、③のケースです。ただ、「古くても賃貸中で、いくらかでも収益が得られる物件があれば」ということも選択肢に入れて探しています。

 建築資材だけでなく、人件費も高騰しており、解体費用も倍近くなっていると聞いたことがあります。ですので少しでも賃料が入れば、解体費用の一部を賄うことができるのでは?という「皮算用」です。解体業者も何社か見積もりを取り、5万でも10万でも安いところに依頼するということも必要ですね。

 また最近、更地の状態で「月極駐車場」として収益を得ている物件をいくつか見つけました。ちょっと動向が気になりましたので、お気に入りリストに入れてアクセス数をチェックしています。

 個人と契約しているケースが多いようですが、会社単位で一括借上げしているところもあります。しかし実際に「そこに家を建てたい」となった時に、どのようにして契約を打ち切るのか?賃貸住宅等は、賃借人の権利を守るように法律が作られているようですが、駐車場契約の場合はどうなっているのか?まだわからないことが多いですので、よく調べてみなければならないと思っています。