屋根の話の続きになります。
一軒家の屋根のメンテナンスは、屋根本体だけでなく、屋根の周りを取り囲むようになっている「破風」と呼ばれる面も屋根の塗装と同時に塗装する必要があります。
少し前の家は、木に塗装をしたものが多かったですが、最近の家はその「破風」部分を屋根と同じ鉄板を巻いたものが多いです。
ちなみに「破風」とは、屋根では防ぎきれない、横や下からの雨風を防ぐという大切な役割があります。ですので、屋根と同じくらいメンテナンスが重要だと思います。
また屋根の素材もトタンだけでなく、耐久性にも優れ、メンテナンスが不要なものも出て来ています。
「メトロタイル」という、鉄板に天然石を吹きつけた、屋根材があります。石ですので塗装の必要がなく、雪の重みにも耐えられるので、雪下ろしの必要もないそうです。
また大手住宅メーカーが、屋根全体を太陽光パネルにした家を販売しています。契約条件にもよると思いますが、台風などで破損した場合、屋根の補修として扱われ、保険が適用になる可能性もあるようです。
初期費用はかさみますが、長い目で見た時に、これらの素材を屋根に使うというのもこれからの選択肢になるのではないかと思います。