不動産に関する独り言を投稿して、とうとう100回目になりました。正直なところここまで続ける自信はありませんでした。アクセス数に一喜一憂しながらも、私と同じ不動産に関心をお持ちのどなたかの目に留まれば…という思いだけで続けて来ました。
今回は、先日聞いた、解体業者さんに関するお話です。
別の部署から異動して来た同僚と話をする機会があり、その部署での仕事についていろいろ聞いていた時のことです。その部署は、廃材を扱うことがあり、解体業者さんとも関わることが多かったそうです。
ある時、ある解体業者の方と飲む機会があり、仕事の話になったそうです。
最近は仕事が増え、人件費も高騰しているので、忙しいけど儲かっているのでは?という話をむけたところ、その解体業者の方は「忙しいのはいいのだが、ノルマがきつくてね〜」と言ったそうです。
「えっ?ノルマがあるんですか?」と尋ねると「そうなんだ。今は壊してただ廃材を産廃に持っていけばいいわけじゃないんだ。出た廃材は、リサイクルしなければならない上に、その割合も決められているので、壊す時もリサイクルできるように気をつけたり、壊した後も分別したりとか、手間が増えて大変になった。リサイクル率のノルマをクリアできないと、次の年度の仕事にも影響するから、死活問題なんだ。」と言ったそうです。
どんな仕事にも達成すべきノルマや目標数値があるとは思いますが、傍目には人件費の高騰で儲かっていると思っていた解体業者さんも、見えないところでは、ノルマをクリアするために苦労していることがよくわかったというお話でした…