rriders’s blog

ネットや現地訪問など、気になった不動産を独自の視点で追いかけること足かけ20年になります。

素人不動産マニアの独り言⑨

 今回は、いわゆる「事故物件」についての話です。

 最近、いわゆる「孤独死」が話題になっています。

 東京で一人暮らしをしていた従兄弟が、突然死して、一週間後に見つかったことがありました。

 また数年前、私の家の近所の方が、無断欠勤が続いて、同僚の方が家に行くと、

亡くなっていたこともありました。

 仕事柄、地域の民生委員の方々と会うことがあるのですが、「〜のおばあさんが孤独死していた。つい最近まで元気そうにしていたのに…」という話も耳にします。

 その事故物件を扱うTV番組で、あるコメンテーターが、「自殺や殺人事件の現場を事故物件というならまだしも、孤独死した物件を事故物件と呼ぶなら、日本中事故物件だらけだ!」と言っていたのを思い出しました。

 事実、自殺や孤独死があった物件に、その家族や親族が住み続けるケースもありますし、安さに惹かれて借りたり、買ったりして住む人もいます。

 私自身、心霊現象的なことには、興味がある方ですし、信じやすいタイプですので、いくら安くても買ったり、借りて住んだりしたいとは思いません。

 これ以上書くと、違うカテゴリーになってしまいますので話を戻します。

 これもTV番組の話ですが、こういった事故物件を多く扱う不動産会社があるそうです。

 安ければ良いという考えの方が、あえてそのような物件を選ぶのであれば、それはそれで一つの市場になるのかも知れません。そうすることで、空き家対策にもつながり、その地域の雰囲気を変えることになるかも知れません。

 もちろん孤独死や陰惨な事件、事故がなくなることが、一番いいことですが…